あなたの”体型崩れ”は内臓下垂が原因かも?!体型崩れを改善するポイントを解説

内臓下垂による体型崩れとは?

加齢と共に体の様々な部位に変化が現れます。
特に、お腹周りの脂肪が増えやすくなるのはよく知られていますが、その理由は内臓を支える筋力の低下や生活習慣の影響が大きな要因といわれています。
内臓を支える筋力が低下すると、内臓が下に垂れ下がり、それに伴ってお腹周りが膨らんでお腹がぽっこり見えてしまいます。
この状態を「内臓下垂」と言います。
内臓を支える筋力が低下すると、座ったり立ったりするときに姿勢が悪くなりやすくなってしまい、これが体型の変化や腰痛、肩こりなどの不調の原因にも繋がってきています。

ぽっこりお腹の体型の女性

内臓下垂が及ぼす体型への2つの影響

内臓下垂が及ぼす体型への影響➀:見た目の変化

お腹周りの筋肉が衰えると、姿勢が悪くなり、体型が崩れやすくなります。姿勢が悪くなると体全体のバランスが崩れ、 見た目の変化もそうですが、腰痛や肩こりの原因にもなります。

内臓下垂が及ぼす体型への影響➁:機能の低下

内臓下垂の状態は、内臓の働きも低下しやすくしてしまいます。
胃や腸は、食べ物の消化や栄養吸収を担っていますが、内臓周りの筋力の低下によってその働きが悪くなることがあります。
特に、胃腸周りの筋肉が弱くなると、胃下垂や消化不良のリスクが高まります。

内臓下垂による”体型崩れ”を解消する方法2選

内臓下垂による”体型崩れ”を解消する方法①:胃腸の環境を整える

運動不足や食べ過ぎは、胃腸の圧迫や内臓の位置の変化を引き起こし、ぽっこりとしたお腹が目立ってしまう体型崩れの状態にをつくりだしてしまいます。
特に、座りっぱなしの仕事やデスクワークが中心の生活を送っている人や、猫背になりやすい人は、胃腸が圧迫されやすく消化吸収や排泄に支障をきたすことが考えられます。
また、食べ過ぎの状態は前回食べたものが胃腸にまだ残った状態で次の食べ物が送られてきてしまい胃腸の圧迫・歪み・位置のずれ等が起こりやすくなります。
そこで、まずは1日の摂取カロリーを1800cal以下に減らすことから始めていただき、胃腸へ圧迫がかからない状態を作っていくことが有効な手段となってきます。

体型キープを考えた食事

内臓下垂による”体型崩れ”を解消する方法➁:運動

お腹がぽっこりと目立ってしまう体型崩れの状態を効率良く改善していく為には、腹部の筋肉を鍛える事が重要になります。 特に、横隔膜・腹横筋・腹斜筋・腹直筋・骨盤底筋を鍛えることで、内臓を支える筋肉が強化されます。 また、有酸素運動も重要です。ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動を取り入れることで、 体全体の代謝が促進され、脂肪燃焼効果が期待できます。

筋トレを行うときのコツ

筋トレを効果的に行うためには、いくつかのポイントがあります。
➀まずは、体幹の筋力トレーニングを重点的に行うこと(上記の内容を実践してみて下さい)
➁継続して筋トレを行い、徐々に負荷を増やしていくこと
③筋トレの他に有酸素運動を取り入れる(ウォーキングやジョギング、ヨガなど)

これらの方法を実践することで、内臓下垂が原因によるぽっこりお腹や体型崩れの改善が期待できます。
健康的な体型を維持するために、日常生活に取り入れてみてください。

内臓下垂による体型崩れの要因と改善まとめ

今回は、内臓下垂からくる姿勢の崩れをテーマしてお話しさせていただきました。
お話させていただいた内容を簡単にまとめると、

① 年齢を重ねるとお腹周りが太りやすくなり、姿勢の崩れに繋がる理由は、加齢により内臓を支えるお腹周りの筋力の低下や生活習慣が原因として考えられる。
② 筋力が低下することで姿勢が悪くなる・内臓の働きが悪くなる等の変化が生じる。
③ 内臓を支える筋力の低下がある場合は筋トレや生活習慣の見直しを行うことで、胃下垂や、胃腸の不調などが整いやすくなる。
④ 日頃から「食べ過ぎ」の方は胃腸の圧迫に繋がり、そこから位置がずれやすくなることがあるため、まずは1日の摂取カロリーを1800cal以下に減らす事が必要になる。
⑤ 効率よく運動を行うため、腹部の筋肉を鍛える事が重要。
⑥体幹の横隔膜・腹横筋・腹斜筋・腹直筋・骨盤底筋を鍛えることで、内臓を支える筋肉が強化され、姿勢の改善にも繋がる。
⑦ 筋トレのコツは上記、体幹の筋力トレーニングを継続して行い、徐々に負荷量をあげる
⑧ 筋トレの他に有酸素運動を取り入れる。

今回、ご紹介させていただいた方法をぜひ実践していただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

スッキリとした体型の女性